親の人生,子の人生
親が気づかないうちにしている事の1つに、子どもの人生のレールを引いてしまっているということがあるかと思います。
大人は経験しているから、これをしたらこの先どうなるか予測がつく。
だから、それを回避する為に先回りをして安心で安全な道を与えてしまう。
親は良かれと思い、転ぶ前に目の前にある石ころを拾ってどかしてしまうのです。
子どもは一番信頼出来る親から言われた事を信じてその通りの人生を進んで行くでしょう。
これに違和感を感じませんか?
私達大人も、色んな経験をしながら良い事、良くない事の分別をしてきました。
自分が経験する事で得られる大きな学びがそこにはあるのです。
私達にはそれぞれに必要な学びが沢山あります。
それを避けて通る事は出来ないと思うのです。
一度は回避出来たとしても、又同じ学びが更に大きな事となって現れて来るでしょう。
大人として、親として出来る事は石ころを拾う事ではなく、転んでも大きな怪我にならない様に支えて、見守ってあげる事ではないでしょうか?
子どもの人生は子どもが作って行くのです。
どんなに不安定で危なっかしいと思っても大きな愛で見守る事でしっかりと立って歩いて行けるようになりますよ。
子どもを信じて…。
自分を信じて。
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